1995年「蓮華草畑」
「蓮華草夢その−T」「蓮華草夢−U」の続きである。
実際にはもちろん洋服を着て寝ころんでいたわけであるが
草の青汁のしみが洋服につくと、なかなかとれなかったような気がする。
白いズック靴も緑に染まった。子供らには、そんなことはおかまいなし。
少し、ヒヤッとする蓮華草のふかふか絨毯に寝ころべば別世界。
今はもうなくなってしまった蓮華草畑だが、
私の体の細胞のひとつ、ひとつが記憶しているらしい。
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